野菜から食べるメリット&デメリット

いつの間にか10月突入してました!

今年も残すところ3ヶ月と、光陰矢の如し。

気づいたら年末という事態にならないよう計画的に動いていかないと、、

と思うものの、計画的に動くのが苦手な鈴木ですw

今月も無計画に?沖縄と横浜と県外への研修出張続きで、旅費が心配です(汗

まあ、学ぶ機会は次いつ来るか分かりませんので、行ける時に飛び込むのみです。

さて、今回はちょっと今更感もありますが、食事の際の野菜を食べる順番についてです。

ダイエット(痩身)のためには野菜から食べる方がいいと言われる理由について、ちょっとだけ掘り下げてお伝え致します。

表題にデメリットと書いてありますが、最初に答えを言っちゃうと身体を大きくしたい人にとっては野菜は後が基本です!

それはどちらも、小腸から分泌されるホルモンGIP(gastric inhibitory peptide)が鍵を握っています。

GIPの働き。

GIPの主な働きとして胃液の分泌を抑制する、というのがありますが、同時に糖質や脂質を脂肪細胞に蓄積させる働きを増強します

胃の先にある十二指腸に糖やアミノ酸が入ったことを感知してこのGIPが分泌されます。

つまり先にご飯や揚げ物からパクッと食べちゃうと、最初に胃に糖や脂質が入っていきこのGIPがロケットスタートのごとく分泌されるということになります。

ダイエット(痩身)で体に脂肪を蓄積させないためにもこのGIPの働きを緩やかにする必要があります。

食物繊維の役割。

野菜に多く含まれる食物繊維。これ自体にもダイエット時に役立つ働きがあります。

1つは脂質を吸着するフィルターの役割があり、脂質を体が吸収しにくい状態を作ります。

もう1つは食物繊維自体は消化されないので、胃の出口スペースを小さくし、腸への食物の流れを緩やかにする役割があります。

腸への流れが緩やかになることで食物の吸収自体も緩やかにすることが出来ます。

急激な吸収が起きず血糖値スパイクと呼ばれる現象を抑えてくれるので、糖が脂肪細胞に取り込まれる量を抑制してくれます。

もちろん腹の足しにも。

これは一般的にも良く言われていることですが、もちろんお腹にも溜まりますw

その分他の食べ物を食べる余地がなくなる、というのもメリットですね。

体を大きくしたい時は野菜は最後に。

体を強く、大きくしたいときはGIPの働きをガンガン促進して体にエネルギーを取り込む必要があります。

食べる順番として野菜を最後にすることでGIPの働きを促し、小腸からの吸収がスムーズに行われるようにしましょう。

「じゃあ野菜は要らない?」

とは考えないように。

野菜にはビタミンやミネラルが豊富に含まれています。微量栄養素と呼ばれるこれらが不足すると、栄養を細胞に取り込む働きがうまく機能しなかったり代謝が低下したりすることがあります。

体を大きくしたい時も野菜をしっかり食べていきましょう!

まとめ

今回は野菜から食べるメリット・デメリットについてお伝え致しました。

GIPの働きを考えて痩せたい時は野菜を初めに食べる、大きくしたい時は野菜を最後に食べる、ということが大切です。

簡単に取り組めることですので、これから身体作りを考えている方は是非実践してみて下さい!

リアクトではダイエット、ボディーメイクについてのアドバイスも行っております。お気軽にお問い合わせ下さい。

 

投稿者プロフィール

鈴木 豊人
鈴木 豊人REACT リアクト 代表
理学療法士/ピラティスインストラクター/シューフィッター
総合病院〜整形外科クリニックで理学療法士として10年間勤務後、独立。
2017年10月より福岡市東区にパーソナルコンディショニング/トレーニング/ピラティスのジムをオープン。
身体の動きの質の改善をコンセプトに体の痛み、不調からボディメイクまでお客様のニーズにあったコンディショニングを提供している。
家では3姉妹の父親として奮闘中。

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