見過ごしがちなシューズの横幅。

こんにちは、リアクトです。

最近シューズ選びのご相談を受けることがいくつかあり、改めてシューズのサイズ選びで大切なシューズの横幅＝ウィズについてこのブログでも伝えしたいと思います。

シューズ選びは自分の足の長さと横幅を知ることから。

長さがサイズで横幅がウィズです。
表記でいうとサイズは26とか27とかで、その後ろに書いてあるDとかEがウィズになります。
自分の足のサイズは知ってるけどウィズは知らないという方、、実に多いと感じます！

ウィズが合わないと起こる不具合。

ウィズが合わない場合は2つあります。

シューズのウィズが自分の足幅より小さい場合と大きい場合です。

小さい場合は当たって痛いので分かりやすいですが、大きい場合は気づかない、或いはそこまで気にしないということがほとんどです。

そのためウィズに関しては「当たって不安を感じるよりは大きいものを」とオーバーウィズを選びがちです。

オーバーウィズではシューズの中で足が横振れしやすくなります。その結果シューズ内で足が滑ってしまい疲れやすい、またはランニング中やプレー中合わないということになります。

また、無意識に厚手のソックスが好みという方の場合もオーバーウィズである傾向が高いです。

厚手のソックスを履くことで帳尻を合わせている感じですね。

その差6mm。

DとE、EとEEといったようにウィズが1つ上がると足の周囲で比べた場合６mm、足の幅では２〜３mm大きさが変わってきます。

結構な違いです。

また、レングスが大きくなることでウィズも大きくなります。

例えばレディースの23.5 Dだと足囲は235mm、24.0 Dだと238mmで同じDウィズでも3mm大きくなります。

これも意外と見落としがちなポイントです。

セルフでの測り方。

簡単なウィズの測り方です。裸足で測りましょう。

ボールジョイントと言われる足趾の付け根（母指球と小指球を繋ぐライン）で最大幅がウィズの足幅になります。

同じライン上をぐるっとメジャーで回した距離が足囲になります。

足幅と足囲、2つあるけどどっちが基準？

多くの方が足幅と足囲が同じ基準内に収まりますが、人の足の形は千差万別。足幅で見るとEEだけど、足囲で見るとDということや、右だとD左だとCということもあります。

その際は大きい方を基準にシューズを選ぶといいでしょう。

左右差がある場合は大きい方に合わせインソールなどで厚みを出し調整するのが第一選択かと思います。

メーカーごとにウィズが違う。

シューズメーカーがウィズをアルファベットで記載しているものが多いですが、中にはレギュラーフィット、スリムフィット、ワイドフィットなどおおよそのフィット感で記載しているものもあります。

このフィット感での記載の場合は、各メーカー独自の基準になるため同じレギュラーフィットでもウィズが異なります。

ランニングシューズのレギュラーフィットでは

NIKE B~C、C~D （シューズのモデルによって木型が異なるとのこと）

adidas E （adizeoなど日本規格ではEのみとのこと）

NB 2ウィズ展開でD  E

asics mizuno  EE

またよく聞くキャッチフレーズで日本人に合った足型とかジャパンフィットとか記載しているモデルの多くはEEです。

そのメーカーが出しているワイドフィットはEEEとかEEEEなどかなりウィズがかなり広めになります。

ジャパンフィットの落とし穴。

この日本人に合った足型規格と言われるジャパンフィットですが、サンプルで選んだ中央値としてEEをとっているに過ぎず、この中央値も全体の２割程度と言われています。

つまりそこまでEEウィズの日本人が多いというわけではありません。

むしろ女性では足幅の狭いBやCの方も散見され、やはり自分の足幅を知るところからシューズ選びはスタートするのが失敗しない為にも１番の近道かと思います。

 

まとめ。

という感じで今回はシューズ選びの際の足幅について記載してみました。

過去にもシューズ選びのコツについて書いた記事がありますのでよければご参考にされてください。

失敗しないための靴の選び方

なお、シューズ選びに関してメールやラインでのご相談も承っておりますのでお気軽にお問い合わせください^^