靴を選ぶ前に知っておきたいこと。履き方編。

靴シリーズもいよいよ折り返し地点。
今回は靴の履き方、靴ひもの締め方についてお伝えしたいと思います。

僕は20代の頃からスノーボードをしていますが、
スノーボードには

「ワックスを塗っていないボードは自転車のタイヤに空気を入れていないようなものだ」

という格言があります。
(詳細は定かではありませんがこんな感じです)

靴に関しても全くこれと一緒です。

「きちんと履いていない靴は、自転車のタイヤに空気を入れていないようなもの」

です。

せっかくのいい靴も履き方を間違えると台無しです。
上手く機能しないどころか靴の中で足が滑り痛みの原因になることも。

もう一度自分自身の靴の履き方を見直してみましょう!

 

1.靴ひもを緩めて脱いでいるか。

(結んだまま脱いでる悪い例です。)

履く前にまず脱ぎ方。
ちなみに呼吸も吸う前に吐くことが大切です。

靴ひもを結んだまま着脱している方、結構いらっしゃるかと思います。
前々回お伝えしましたが足は体重をかけるとともに大きく変形します。

その変形に靴をどうフィットさせるのかがとても重要です。
靴ひもがそのままだと良くなさそうなのは容易に想像できますね。

まずはしっかり靴ひもを緩めて履く準備から始めましょう。

 

2.踵から合わせる。

これも基本中の基本でご存知の方も多いと思います。

靴ひもを結んだ状態でスポッとはめると上手く踵から合わせることが出来ませんので、やはり靴ひもはしっかり緩めて下さいね。

踵を地面に2回程度トントンと押さえれば十分です。

靴の踵のカーブに足の踵がフィットしている靴かも確認しておきましょう。

 

3.体重をかけずに靴ひもを結ぶ。

(しゃがんだ時の履き方の悪い例です。結ぶ側の足に体重が乗っています。)

座って靴ひもを結べば問題ありませんが、しゃがんで結ぶ時の注意点です。

結ぶ側の足に体重をかけたまま靴ひもを結んでしまわないように気をつけましょう。

グッと体重をかけた足は潰れて変形しています。
その状態で靴ひもを結ぶと足が地面から浮いたときに靴の中にスペースができ、
中で足が動いてしまう原因になります。

(良い例。後ろに体重を残したまま、踵から合わせ靴ひもを結んでいきます。)

靴ひもは基本的に体重をかけない状態で結ぶということを覚えておきましょう。

 

4.一番上だけ締めてないですか?
効果的な靴ひもの結び方。

着脱の容易さから上だけ靴ひもを締めたり緩めたり、、これもありがちですねw

全ての場面でそれがノーとは言いません。

僕も保育園の送り迎えでいちいち靴ひもを下からしっかり結んでなんてことはやっていません笑
(子供は待ってくれないので笑)

ただ、今からウォーキングorランニングをする、特にスポーツをするような場面では靴をしっかり足にフィットさせる必要があります。

また、今までずっと上だけ靴ひもを締めて履いていたような方は、自分の適正な靴のサイズ(特に幅:ウィズ)に関して誤った認識を持ったまま靴ズレなどを慢性的に起こしている可能性があります。

しっかりとフィットさせるためのポイントをいくつかご紹介します。

⑴1番目(靴によって2番目まで)は軽くフィットする程度に結びます。
こうするとボールジョイント部分での動きを妨げず足趾が自由に動かせます。

⑵3〜5番目(靴によっては4番or6番目まで)の内側の部分をしっかりと持ち上げるように結びます。
こうすると前回お伝えした内側の縦アーチをしっかりと靴の側面で支え保持することが出来ます。
この際、対となる外側の靴ひもについてはそんなに強く引っ張らないのがポイントです。
(*外側も強く引っ張ってしまうと中足部全体を締め付けることになり痛みが出る場合があります)

⑶最後にハトメ穴を2つ使い輪っかを作り、そこにひもを通して結びます。
こうすることで履き口をよりしっかりと密着させることができシュータン(甲のところ)の浮き上がりを防ぐことができます。

まとめ

今回は靴の履き方、靴ひもの結び方についてお伝えしました。

たかが靴ひも、されど靴ひも。

靴ひも1つとっても奥が深いですね。

最近のトピックスとして子供が転びやすくなったということをよく耳にしますが、靴がしっかり履けていないため転ぶということも少なくないです。

子供は親を真似るもの。
お子様のいる家庭では是非お父さんお母さんから実践して頂けたらと思います。

投稿者プロフィール

鈴木 豊人
鈴木 豊人REACT リアクト 代表
理学療法士/ピラティスインストラクター/シューフィッター
総合病院〜整形外科クリニックで理学療法士として10年間勤務後、独立。
2017年10月より福岡市東区にパーソナルコンディショニング/トレーニング/ピラティスのジムをオープン。
身体の動きの質の改善をコンセプトに体の痛み、不調からボディメイクまでお客様のニーズにあったコンディショニングを提供している。
家では3姉妹の父親として奮闘中。

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