失敗しないための靴の選び方

ここまで靴とそれに関わることについてあれこれ書いてきました。

ようやく靴の選び方ですが前回の「靴の履き方について」1つ大事なことが抜けていました(汗

それは靴べらを使うということです。

指で引っ掛けて靴を履くとパンプスやミュール、ローファーなど靴ひものないタイプだと自分に合ったサイズより大きいものを選んでしまう原因になります。

また、毎回靴の踵の部分を引っ張ることになりますので靴自体へのダメージも大きく靴の寿命を短くしてしまいます。

携帯できる靴べらでも安くて良いものが沢山あります。
是非1つお持ちになってください。

さて、ここから本題の失敗しないための靴選びについてです。

大きく4つです。

1. インソールを出して足と合わせてみる。
2. 靴を裏返して足と合わせてみる。
3. 履いた際に見るべきポイント。
4. 靴を履いて踵を上げてみる。

順に見ていきましょう。

1. インソールを出して足と合わせてみる。

インソールが取り外せるタイプはこれが一番簡単です。

踵から合わせて、母趾球と小趾球を通るライン=ボールジョイントとインソールのフレックスポイントが合っているからをチェックしましょう。
また足趾の先に1〜1.5㎝ほど捨て寸があるか、足趾がインソールから明らかにはみ出していないかもみておきましょう。

2 靴を裏返して足と合わせてみる。

 

右の靴に対して左足を当ててチェックします。
こうすることである程度の大きさと靴のフレックスポイントの位置、そして靴と自分の足とのアライメントの適合性を確認することができます。
ミュールやローファーなどインソールが外せない靴も多くその時もこの方法が使えます。
ここで明らかに自分の足の形と違い、足が靴からはみ出すような時はそっと棚に靴を戻しましょう笑

 

3 履いた際に見るべきポイント

⑴踵のカーブは合っているか

自分の踵と靴の踵のカーブとのフィット感をチェックします。
特に女性は踵が小さい形がいらっしゃるのでしっかり合うかみておきましょう。
靴の踵のカーブの側面と自分の踵がぴったりとフィットしているのが理想的です。
側面が全く当たらない、片側に強く当たるような時は合っていない可能性が高いです。
この時に靴のヒールの内側を指でなぞって変な凹凸がないか、縫製はしっかりしているかもチェックしておくと、後々の踵の当たりでのトラブルを避けることができます。

⑵外くるぶしが靴のフチに当たっていないか

体重をかけた状態で外くるぶしに靴のフチが少しでも当たる場合は一発アウトです!
200m歩く頃にはフチと擦れて痛みを伴いますのでこれは避けましょう。
(✴︎ヒールパットで調整する方法もありますが、まずは靴で。)

⑶ボールジョイントで母趾、小趾に強い圧迫がないか

足の親指と小指のアタリをみます。
体重をかけた状態でどちらかが強く圧迫されている場合はウィズが小さすぎるかアライメントが合っていません。
体重をかけて心地よいフィット感があるのが理想的です。

⑷足趾は自由に動くか(捨て寸をチェック)

足の指先を動かしてみます。
足趾の動きが妨げられていると体重が前に上手く載せられません。
この時に足先に1〜1.5cm余裕があるかもみておきましょう。

⑸足と靴の甲の間に隙間はないか
(パンプス&ローファーの場合)

足と靴の甲の間がピッタリとフィットしているのが理想的です。
圧迫感が強い場合は小さいため徐々に痛みが出ます。
逆にスペースが2mm程度でも空いていると大きいため、足先が前に滑っていってしまう原因となります。
前滑りを起こすと足趾がぶつかる、踵が浮くなど別のところに問題が出てきますし、前滑りを起こさないように無意識に常に足趾に力が入ってしまう原因となります。

4.踵を上げてみる(靴は抜けないか、変なシワはよらないかをチェック)

この靴を履いての踵上げ、単純ですがパンプスやローファーなどでは非常に効果的なチェック方法です。
歩行動作は毎回片足ずつ踵上げをするようなもの。
この時にパカっと浮いてしまう場合は靴が大きすぎてNGです。
そして革靴では特に靴の前方に変なシワがよらないかをチェックしましょう。
ここでシワがよるとそれが原因で皮膚とのアタリができ徐々に靴ずれを起こしてしまいます。

まとめ

今回は実際に靴を選ぶ際の選び方やチェックポイントについてお伝えいたしました。

靴が革靴かスニーカーか、紐靴かパンプスかによって選び方は違ってきますが、大体の基本は上に記した通りです。

靴の難しくも面白いところは靴は歩くための道具であり、装飾品でもあるということ。
カワイイ!履きたい!と思った靴がデザイン性を優先させている場合、そもそも歩くのには適していないということはもちろんありますので、TPOに合わせた靴選びも大切です。
ここまで4回に渡ってお伝えした靴シリーズは一旦これで終了。

お伝えしきれなかった部分はまたいつか別の切り口から書いていきたいと思います。

投稿者プロフィール

鈴木 豊人
鈴木 豊人REACT リアクト 代表
理学療法士/ピラティスインストラクター/シューフィッター
総合病院〜整形外科クリニックで理学療法士として10年間勤務後、独立。
2017年10月より福岡市東区にパーソナルコンディショニング/トレーニング/ピラティスのジムをオープン。
身体の動きの質の改善をコンセプトに体の痛み、不調からボディメイクまでお客様のニーズにあったコンディショニングを提供している。
家では3姉妹の父親として奮闘中。

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