健康の常識とは?


1/13発売の東洋経済でこんな特集が組まれていました。

「間違いだらけの健康常識」

本日はその内容を少しご紹介しつつ、私見を交えて「健康常識」についてお伝えしたいと思います。

こちらの本書、食べ物から運動、睡眠まで様々な事例がさらっと紹介されていますので、「自分の健康リテラシーは大丈夫かな?」と不安な方は是非ご一読を。

サプリメントの効果って?

栄養の基本は食事から。サプリメントはあくまで補助食品として、、と頭で何となく分かっているけど、忙しくて食事の準備が出来ない。という方も少なくないかと。

今やサプリメントも沢山の種類が販売されていますね。
サプリメントだけで生きていけるような気さえしますが笑、そのサプリメントの根拠、本当に信頼に足るのかどうかは疑う必要があります。

ビタミン系やミネラルは根拠あり。

皮膚や粘膜の健康維持を助けるビタミンCや骨の形成を助けるお馴染みカルシウムは不足しがちな人には有効です。また高強度や長時間の運動を続けるアスリート、特に女性アスリートは鉄分が不足しやすくサプリメントで補助することに一定の効果があります。

しかし、その他のもの、メジャーなところでは美容に良いと言われるコラーゲン、関節に効くというグルコサミンなどはデータが不十分でその効果は?だそうです。

皮膚や関節の成分がそれだったとしても、胃で分解され小腸から吸収されるときに同じ形で残る訳ではありませんし、その成分量がピンポイントで顔や膝の関節に向かうとはなかなか想像できませんよね笑

他にも脂肪の消化吸収を抑えると最近よく目にする”難消化性デキストリン”入り飲料。
一日3本ほど飲んでも0.1%程度の効果と、、効果にムムムですね。


フレーバーウォーター=水?

こちらも最近コンビニでよく見かけますね。桃風味とかヨーグルト風味とか。
時々水と間違って買いそうになることもw

本書ではヨーグリーナ&サントリー天然水を紹介していますが、こちらカロリー+糖質共にレッドブル1缶より多く含まれています。
(ヨーグリーナ 540ml 中 カロリー 129.6kcal  炭水化物 32.94g)

無色透明でしかも水のようにスッキリ飲めるので、水より美味しく(味がついているという意味で)ジュース類より健康的と思ってしまいがちですが落とし穴です。

フレーバーウォーター=水ではなく、フレーバーウォーター=ジュースですね笑

飲みやすく加工しているものは表示ラベルをしっかり確認してどれくらい糖質が含まれているかチェックするのをオススメします。
飲料に含まれている炭水化物=糖質と考えていいので炭水化物量を見てみて下さい。

青汁や飲むヨーグルトも糖質過多。気をつけましょう。

(✳︎糖質が一概に悪いわけではありませんが、飲料から取りすぎるのは避けたいところです)

座りすぎのリスク。

「座りすぎがいけない。」これも近頃よく耳にしますね。

”Too much sitting is killing you.”

アメリカではこんな言い回しもあるくらい。

座りすぎることが死亡率の増加、心血管疾患、糖尿病などに関連性があることが近年わかってきており、認知機能の低下も示唆されています。

「デスクワークが多いけど週末運動しているから大丈夫!」と思っている方は特に注意が必要です。

座っている時間が11時間以上の人は4時間未満の人より脂肪リスクが1.5倍高く、これは全く運動していない人と同じ水準とのこと。

また、トータルどれだけ座っていたかという総座位時間だけでなく、どれだけ連続して座位時間を続けたかも健康リスクに影響があります!

立って仕事ができる環境であればそれに越したことはありませんが、座ったままにならないよう小まめに用事を作って立つ習慣をつけることが大切ですね。

いずれはデスクワーカーだけでなく小学校などでも立って授業、というのが当たり前になるかもしれません。

ちなみに今これ立ったまま書いていますw

週末寝だめで解消できる?

”睡眠負債”という言葉が去年の流行語大賞にノミネートされたのは記憶に新しいところ。
1日の睡眠時間が6時間未満の人は7〜9時間の人よりも死亡リスクが13%高いそうです。

この睡眠負債、週末12時間くらい寝たところで体が正常なリズムに戻ることはありません。
毎日の睡眠時間を規則正しく撮り直しても睡眠不足を解消するのにも最低3週間はかかるとのこと。このことからも週末に少し長く寝ただけではあまり効果がないのがわかりますね。

日々の睡眠時間の確保が出来ればこれも言うことなしですが、なかなかそうはいかないのが日本人ビジネスパーソンの辛いところ。

そういう場合は最初の90分間の入眠の質をとにかく高めることが大切だそうです。

最初の90分間、この一番初めに訪れるノンレム睡眠こそが睡眠のゴールデンタイム!
この時間が成長ホルモンの分泌が最も高く、体の細胞分裂や正常な代謝を促してくれます。

最初の入眠の質を上げるために、夜寝る時間を一定にする、日中の活動量を上げ睡眠圧を高めておくことが大切です。

また寝る1.5〜2時間前に入浴し一度深部体温を上げておくと寝るタイミングで深部体温が下がりやすく皮膚温度とのギャップがなくなり入眠しやすくなります。
(反対に寝る直前はシャワー浴などで済ませ深部体温を上げないほうがいいです。)

 睡眠に関して、こちらの書籍もオススメです。

まとめ

健康についてのエトセトラ、いかがでしたか?

今回は
・サプリメントではなく食事が大切。
・フレーバーウォーターはジュースと考えるべき。
・座りすぎに注意。
・睡眠の質を高める。

といった内容でお伝えしました。
既にご存知のことも多かったかと思いますが、何か一つでもお役に立てれば幸いです。

投稿者プロフィール

鈴木 豊人
鈴木 豊人REACT リアクト 代表
理学療法士/ピラティスインストラクター/シューフィッター
総合病院〜整形外科クリニックで理学療法士として10年間勤務後、独立。
2017年10月より福岡市東区にパーソナルコンディショニング/トレーニング/ピラティスのジムをオープン。
身体の動きの質の改善をコンセプトに体の痛み、不調からボディメイクまでお客様のニーズにあったコンディショニングを提供している。
家では3姉妹の父親として奮闘中。

健康の常識とは?” への2件のフィードバック

  1. マサタラ

    健康の三大要素として「食事」「睡眠」「運動」とかってよく聞くけど、何食べたか、何時に寝たか、何分座ってたかってしっかり記録してみてみないと自分でもけっこう把握できてないものかもね。
    ちなみに僕は「睡眠」の項目だけは100%自信あります!

  2. 鈴木 豊人 投稿者

    マサタラ様
    コメントありがとうございます。
    おっしゃる通り自分の1日の行動について一度細かく記録をとってみると今まで気づけなかったこと事実が浮かんで来ることは多々あるかと思います。
    特に座っている時間がどれくらいだったか、なんてことはあまり意識しないことだと思います。
    普段からマメに立ってい続けることが先々の健康のために今後大切になってくるのでしょうね!

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