レジスタンストレーニングを学んできました。RTF大分

7月14、15、22の3日間、大分のトレーニング施設で開催されたレジスタンストレーニング(簡単に言うと重りを持っての筋トレです)のセミナーに参加してきました。

講師はBリーグ川崎ブレイブサンダースなどでご活躍されているS&Cコーチの伊藤良彦先生。

このセミナー、普通の重りを使っての筋トレと大きく違うのが「最終的に効率的な動きに繋げる」ということです。

スポーツ動作に繋げるために。

スポーツ動作などでの効率的な動き=ムーブメントはめちゃくちゃ大事ですが、選手やクライアントにすんなり伝わるものでもありません。

「下半身の力が上半身に伝わるように」

「床をしっかり押して」

「股関節の角度をつけて、お尻を使いましょう」

普段全然意識したことないのに、いきなりそんなこと言われてもなかなか実感が出来ないというか、むしろよく分からないということもしばしば。

更に自分が専門としているスポーツにその動作を昇華しようとなると、並外れた勘の良さ、ボディーイメージの高さがないと正直難しいです。

そこでこのレジスタンストレーニング!

クリーンやスナッチといった全身を使って高重量のものを頭の上の高さまで素早く挙げるというトレーニング、これが出来れば自然と上の「 」のことが出来るようになり、それが最終的にスポーツ動作での爆発的なパワー発揮に繋がります!

体系的に学ぶ。

いきなり重りをオーバーヘッドの位置まで挙げるクリーン、スナッチから始めるのは素人には難しいです笑

今回クリーン、スナッチに繋がるトレーニングを小さく小分けに、そして体系的に学んでいくことで自分がどこで上手く力が発揮出来ていないか気づくことができました。

僕自身は過去両肩共にケガをしたこともあって、肩より上の高さで重りを挙げることに抵抗感というか苦手意識がありました。

もう肩の痛みはありませんが、またケガするかもという守りの姿勢とケガをした後の肩の動きの低下が原因です。

でも、小分けに体系的にやり方を学んでスモールステップで練習したことでオーバーヘッドポジションへの恐怖感はほとんど感じなくなりましたし、その位置で力を出す練習をしたことで実際動きや可動範囲も向上しました。

今回これが本当に大きかった!

やっぱり何事も手順が大切ですね。

まとめ。

そもそもレジスタンストレーニング自体きちんと学んだことがない僕でしたが、(時々ジムでウエイトはやってましたが)やっぱり我流だったな〜と痛感させられました。

今まで全く背中使えてなかったし、床も押せてなく、上半身の力のみに頼っていたなと。

肩甲骨のパッキング、背中の絞り、そして胸椎の伸展の甘さよ。

終始自分の出来なさ加減に打ちのめされた今回のセミナーでしたが、それだけ伸び代あると前向きに捉えて今後も自身の練習も頑張っていきます笑

出来なかった自分が1つ出来るようになることで選手、お客様に伝えられることがまた1つ増えるということですからね!

ムーブメントと今回のレジスタンストレーニング、この2つの点が線として繋がり、最終的に実際のスポーツ動作に落とし込んでいけるようにしっかりとアップデートしていきたいと思います。

また、講師の伊藤先生の接し方や言葉かけ、モチベーションの上げ方など、ティーチングにおいてもとても勉強になりました。常に謙虚な姿勢で人として尊敬できるということが信頼を育む第一歩だなと改めて感じました。

投稿者プロフィール

鈴木 豊人
鈴木 豊人REACT リアクト 代表
理学療法士/ピラティスインストラクター/シューフィッター
総合病院〜整形外科クリニックで理学療法士として10年間勤務後、独立。
2017年10月より福岡市東区にパーソナルコンディショニング/トレーニング/ピラティスのジムをオープン。
身体の動きの質の改善をコンセプトに体の痛み、不調からボディメイクまでお客様のニーズにあったコンディショニングを提供している。
家では3姉妹の父親として奮闘中。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。