バスケのキャンプ “Watch&C PRO CAMP” に参加してきました。

こんにちは、リアクト鈴木です。

昨日はサッカー日本代表惜しくも引き分けでしたね!
後半綺麗な形で追加点を入れられリードされたときはもうダメかなと思いましたが、本田が決めてくれましたね!あのタイミングであの場所に立てているということが全て。本田の強さを見た気がします。

サッカーも熱いですが、バスケも引き続き熱いです笑

先々週の話になりますが、6月12日から16日までの5日間、元プロバスケットボール選手、青木康平さん主催のプロキャンプ Watch&C PRO CAMPにトレーナーのインターンとして参加してきました!

このキャンプは現在プロで活躍している選手(今年からプロを目指す学生も含む)を対象に毎年福岡で開催され、ATでサンアントニオスパーズの元トレーナーだったDIceさんこと山口さんとのご縁あって僕も参加させて頂きました。

今回はその一部始終をトレーナーからの目線でお伝えします。

トレーニングとコートでのパフォーマンスを繋げる。

(初日トレーナー同士の挨拶と打ち合わせ風景。)

キャンプは日替わりで午前がウエイトトレーニングorムーブメントトレーニング、午後からは体育館へ場所を移してスキル練習、そして夕方からは福大へ向かい実践練習と、正にキャンプというのに相応しいボリューム。

その質の方も、トレーニングは山口さんや昨シーズン島根スサノオマジックでS&Cコーチを勤めた古谷さん、スキル練習はアメリカから来日したJB氏(オクラホマシティサンダー元スキルコーチ!)、そして実践練習は青木さんとハイレベルでした!

僕の方は主に山口さん、古谷さん他、インターンで参加されたトレーナーの方々とウエイトやムーブメントのトレーニングが実際のプレーでどのようなパフォーマンスアップに繋がるのか、そのために何処に着目してトレーニングをするか、どのようなキューイング(説明の仕方)で選手に伝えているかを意見交換させて頂きました。

どのトレーニングも大切なのはやはりコートでのパフォーマンスに繋げることです。

ムーブメントファンダメンタルズというアイデア。

(前方への加速の動きを指導する山口さん)

バスケットで必要なダッシュ、ストップ、ジャンプ、横への移動、そのどれも地面にうまくパワーを伝えられるかが鍵になります。

昨年朝倉さんが主催するムーブメントファンダメンタルズ(以下MOF)というその基本動作のコツを学ぶセミナーに参加して、股関節でキャッチする感覚、脛骨の角度、インラインでの力の伝達の仕方などを体感して学びました。

(このセミナーを受けた時、現役時代に知りたかったなと心底思ったものです笑)

山口さんもこのセミナーを受講されていたことや、古谷さんも股関節の使い方の重要性を普段から意識的に伝えていたこともあり今回このMOFのアイデアをベースにトレーニングを組み立てていきました。

ただ、バスケットの動きの中で股関節を意識するというのは長くバスケットをしてきた人ほどイメージしにくいかと思います。

だって「膝で曲げて、膝で飛ぶ」「地面を蹴って跳べ」と教わってきましたから。

参加した選手、学生の中にもその感覚をつかむのに苦戦している方もちらほら。

ただ、普段僕が見ている高校生と圧倒的に違うのは何かを掴もうと必死な姿勢でした。

「分からないものを分からないままにしない。」

この姿勢こそが流石プロですね!

現場での話し合いから生まれるもの。

うまく感じられない選手に対してどうするのが最適か。

例えば垂直方向へのポーゴジャンプで床反力を感じられないとか、下半身の力が体幹・上肢に伝わらずうまく押せないなど、色々なケースがありました。

トレーナーの皆さんで選手の動きを確認していく中でムーブメントエクササイズ自体が評価たり得ることに気づきました。

単純にムーブメントを分解して簡単なものから練習してみる、ウエイトトレーニングの中で股関節の感覚やヒップヒンジを高めてみる、それで結果が出れば良し。

ケースによっては、そもそも伸展パターンが強いのではという話からPRIのリポジションを試してみたり、この部分にはPNFのパターンを応用して出力を高めてみたりと、現場でのディスカッションからどんどんとアイデアが繋がりました。

伝え方や考え方の引き出しが拡がったこと、これはこのキャンプでの僕の1番の収穫です!

他のコーチ陣から学んだこと。

(ゲーム中選手の動きの確認をする青木さん)

このキャンプを主催している青木さん、スキルコーチのJB氏、お二人のプロフェッショナルな姿勢や熱意にもとても感銘を受けました。

僕の個人的な印象はお二人とも無駄な言葉は話さない。

つまりシンプルに伝えるということを徹底されていました。

ただその言葉ひとつひとつも、洗練されているなと。

様々な現場、シュチュエーションを見て来たお二人だから行き着いた領域。

そしてどの練習も遊び心があるというか、見ているこっちも思わずやりたい!と思ってしまうようなユニークでチャレンジングなものがたくさんありました。

(ドリブルからのシュート指導をするJB氏)

参加選手、スタッフ全員が作り出す最高の環境。

(最終日に参加した皆さんと記念撮影。今回トレーナーの学生インターンで参加していたリゾスポ、ヒューマンの学生さん皆も積極的でレベル高かったです。)

参加された選手は元より多くのプロフェッショナルの方々に囲まれて、この5日間で1年分くらい学ぶことが出来たと思います。
志の高い皆さんが作り出すこの環境が日々熱を持って、選手、スタッフ、サポートするインターン&学生全てをアップデートしていくのを肌で感じました。

最高の環境とはこういうことですね!

トレーニング、練習方法、その繋がりやアイデアだけでなく、トップ選手の動きやマインドセットを間近で見られたこと、そしてトレーナーとしての姿勢、言葉かけなどなど、僕に足らない点も本当に沢山見つかりました。

今後の課題です。

今回貴重な機会を提供して下さった青木さん、山口さん、古谷さん、そして選手の皆さん、本当にありがとうございました!

今回のキャンプでバスケ熱が再燃?

5年ぶりにバッシュを買い換えました!

職業柄足元には必ず目がいく僕ですが、そんな自分があんまり古いの履いているのもどうかなと。
(妻には内緒で買いました。程の良い言い訳です笑)
カリーをサポートしているアンダーアーマー、履き心地がどうか楽しみです!

リアクトではバスケットを中心に走る、止まる、ジャンプするといった動きの基礎となるムーブメントの指導も行っています。中、高、大学、社会人チームはもちろん、個人へのパーソナル指導も行っていますのでご興味のある方はお電話、メールにてお知らせ下さい!

電話 092-410-6441 鈴木
メール contact@react-works.com

投稿者プロフィール

鈴木 豊人
鈴木 豊人REACT リアクト 代表
理学療法士/ピラティスインストラクター/シューフィッター
総合病院〜整形外科クリニックで理学療法士として10年間勤務後、独立。
2017年10月より福岡市東区にパーソナルコンディショニング/トレーニング/ピラティスのジムをオープン。
身体の動きの質の改善をコンセプトに体の痛み、不調からボディメイクまでお客様のニーズにあったコンディショニングを提供している。
家では3姉妹の父親として奮闘中。

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