こんにちは、リアクト鈴木です。
花粉の勢力が全く衰えません。
毎年花粉症を抑えるために事前に腸内環境を整えようと思っているものの、取り掛かりが遅くこの時期後悔を繰り返しています。
(腸内環境を整えるのに3、4ヶ月前から取り組む必要があります)
流石にもう学ぼうと決意。
来年に向けて先週ごろから食事やサプリメントの内容を変えました。
後は11ヶ月継続するのみ。
母趾球。
さて、今回は母趾球についてです。
運動に携わる人なら一度はこの母趾球というワードを聞いたことがあるかと思います。
簡単に足の親指の付け根。ボールジョイントの部分です。
3点アーチ。
安定して立つ、地面をしっかり押すには俗に言う”地に足がついた状態”である必要があります。
そのためには足の裏の3点、母趾球、小趾球、踵がしっかり地面についていることが重要です。
この3つを繋いだアーチが形成されることで足裏は安定し土台としての役割が機能します。
と言うわけで母趾球が地面についていることがめっちゃ大事です。
母趾球に載せることの弊害。
と、上の内容といきなり真逆なことを書きます。
「しっかり母趾球に体重載せろ!」
運動指導者の方は言いがちです。
以前は自分もそうでした汗
ただ、よくよく観察すると母趾球に体重を載せること意識するあまり足指を背屈し浮かせてしまう、無理な爪先立ちの体勢になってしまうアスリートを度々みてきました。
確かに足指を背屈させた方が母趾球への荷重は高まります。
しかしこれは形だけの動きを行っているのに過ぎず、足指が浮いてしまうことでかえってバランスを崩すことの方が多いです。
足趾は地面についているのが自然体。
足指(足趾)は地面についているのが自然体です。
例えば手を使って床を押して立ち上がるときに、指先を浮かせて付け根だけで押して立つことはないでしょう。
指先にもしっかり力を入れて立つのが自然な動作だと思います。
足の動きも同じことが言えます。
母趾球だけでなく足指もしっかりと地面についている方がより効果的に床を押すことができる、つまりパフォーマンスが高いと言えます
結果として載っているのが大事。
自然に立つ、地面を捉えると言う中で結果として母趾球に体重が載っていることが重要です。
また、人間は意識した箇所に身体の感覚が向かいます。
つまり、「母趾球を使って立とう、地面を捉えよう」と思った時点で以前より母趾球に体重が載ってしまうのです。
母趾球に載ると考えることなく自然と母趾球に載っている、、、
なんだか禅問答のような話になってしまいました。
母趾球荷重を意識してきた人は意識を減らし自然に載っている状態を、今まで全く意識してこなかった人は少し意識してみて
「あ、ここね!」
くらいの感覚を持ってもらう位がちょうど良い塩梅かと。
もしこのブログを読んで実践してみた方で、何か変わった、閃いたと言うことがありましたら是非フィードバックお待ちしております!
投稿者プロフィール
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理学療法士/ピラティスインストラクター/シューフィッター
総合病院〜整形外科クリニックで理学療法士として10年間勤務後、独立。
2017年10月より福岡市東区にパーソナルコンディショニング/トレーニング/ピラティスのジムをオープン。
身体の動きの質の改善をコンセプトに体の痛み、不調からボディメイクまでお客様のニーズにあったコンディショニングを提供している。
家では3姉妹の父親として奮闘中。
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