2度目のトレラン参戦!太良の森トレイルランニング2018

こんにちは。
コンディショニングや運動もまず自分から。
実践派トレーナー(orアクティブ系シューフィッター?)の鈴木です。

ということで今回も実践してきましたトレランレース。

「またトレランの話かよ」

と言われてしまいそうですが、昨日は長崎の大村市で行われた多良の森トレイルランニング2018に参戦してきました。

今回はその回想録とトレラン初心者ながら新たに気づいた走り方のポイントなどお伝えしたいと思います。

 今回は修験者コースに参戦。距離約39km、累積標高差約3400mと結構な数のアップダウン。途中何回山登ったか、、気分はまさに修験者でしたw

いくつかのピークを越えて一気に下る。
そして最後にまた戻りに一山越えるという感じでした。

太良の森トレイルランニング回想録

スタート前恒例の足元チェック。
今回は特にアルトラを履いている方が多かった気がします。
僕もアルトラのローンピーク3.5で参戦するか悩みましたが、フィッティングの調整がうまくいかず小指がどうしても当たってしまうため前回同様NIKEのtera kiger 4で臨みました。

ただNIKEのこのシューズも良し悪しありかと。
全体的にフレックス性が高く路面もダイレクトに感じやすいですが、その分足裏の疲れも感じやすいかとも思います。(この辺りはまたシューズレビューしたいと思います)
また僕の走り方の下手さ加減もありますが下りの濡れた岩場では結構滑りました。(3回こけました)

いよいよスタート。
「遠くに見える三角の山(経ケ岳)までまず頑張って下さい!」(矢印)
と言われ遠すぎて震え上がりました。
しかし行くしかありません。

 

経ケ岳に向かう登りの途中。普通に山登り。

そして季節外れの寒さにビックリ。まさか残雪があるとは思いもせず。

大会だと主催者がいる分安全が担保されていると勝手なイメージを持ってしまいますが、山は山。
登って降りることが自分でできる、自己管理が大切であることを忘れたらいけませんね!

僕は結構汗冷えしやすいので今回念のため持ってきたTeton brosのベストとmontbellのメリノウールのアンダーウエアが役に立ちました。

経ヶ岳到着。ここまで14km弱。顔笑ってるし、まだ余力があったかと。

経ヶ岳からの見える次のポイント五家原岳。(やっぱり遠い、、)

レースは最初こそ快調でしたがこの後第1エイドから第2エイドに向かう途中22kmくらいで足のダルさがピークに。ペースも一気にダウン。

(これは次のエイドまで行ってリタイアかも…ブログ書かんどこ)
などと考えながら山中を彷徨っていましたが、ちょっと腰掛けてお守りに持ってきていたパンを食べたら元気出ました!

アンパンマンに助けられたらこんな気分でしょうか。

(吉塚の有名店パンストックのイチジクとナッツ入りルヴァン)

個人的にハード系パンをチョイスしたのが良かったです。他にもジェル飲料など補給食持って行きましたが、やっぱり噛むって大事ですね。
速いランナーの方には関係ない話かと思いますが、僕のように行動時間が長いランナーはジェルだけではカロリーは足りてもその味気なさに満足感や満腹感は得られません。
大げさでなく噛むって生きる喜びだなと実感しました笑

ここから一度長い下りだったのも相まってダルさで止まっていた足も戻りました。

トレイルの分岐や迷いやすいところに所々張ってあるこのテープが目印でしたが、何処がコースかわからなくなることもしばしば。何度かロスト(道迷い)しそうになりました。短い距離ですが実際ロストして先に行ったはずなのに後ろから現れる選手も何人か見受けられました。

第2エイドから残り12km、最後にまた600m弱登りここ郡岳に戻ってきます。
ボランティアの方に
「お帰りなさい!」の声に
ここまで帰ってこれたと少し安堵しました。

後は最後まで下るのみ。

終始下りを抑え気味に走っていたのでここで足がすでにバカになって効かないということはありませんでしたがやはり最後の下りは堪えました。

股関節や膝でのコントロールだけではもううまく出来ず足趾、特に親指で踏ん張る結果に。(爪に悪いです)
下りはもっと練習しないといけませんね。

何とか最後まで走り切り目標タイム内でゴール。もう顔に余裕はありませんw
終わってみれば順位も真ん中以上とまずまずでした。後半足が戻ったのが良かった。

このレースで新たに気づいたこと。

トレイルランでは登り、下りそれぞれで走り方が違います。

トップ選手はどちらも強いのでしょうが、中級者以上のランナーは下りのスキルが違うなと感じました。

自分の重心位置をあまり上下させず、斜面に並行に移動していくようにどんどん進んで行きます。重力をうまく味方にしている体さばきです。
位置エネルギーを無駄にすることなく進みますからエネルギーロスも少なく筋肉への負担も最小限に抑えられます。

一方で僕のように下りが上手く出来ないランナーは、一歩下る毎に位置エネルギーを吸収しようとしてしまいます。重心は後方に残したままで膝を中心とした筋肉への負担も大きいです。

そして何より視線が手前に落ちてしまっています。
足元を見過ぎてしまう結果、一歩ずつジャンプ⇨着地(吸収)して移動してしまっています。

一般的な歩行時でも2〜3m先を見て歩くことが姿勢全体の調和の取り、結果バランスの良い歩きになりとても大切です。

これをトレランでも出来るよう、、経験か意識か、、ともかく練習ですね。

終わりに

(長崎らしくリンガーハットが協賛されてました。レース後のこの一杯は染み入りました。)

前回の瀬戸内海を望むとびしまでの大会翌日は極度の筋肉痛で1度も縄跳びで二重跳び出来ませんでしたが、今回は9連続出来ました。

わずかながら僕の体も進歩しています笑

また今回は飲水量をある程度計算して積極的に摂っていたのでPee Chartでも問題ないレベルで体水分量を維持出来ました。ちゃんと失敗から学んでいます。

今年の目標の1つのトレイルラン出場と完走、2つ達成できましたがまだ僕のシーズンは続きます。

今後も実践派を謳っていけるよう頑張りたいと思います。

そして次回以降はまた普通に健康・運動をテーマにブログ書きますので!

投稿者プロフィール

鈴木 豊人
鈴木 豊人REACT リアクト 代表
理学療法士/ピラティスインストラクター/シューフィッター
総合病院〜整形外科クリニックで理学療法士として10年間勤務後、独立。
2017年10月より福岡市東区にパーソナルコンディショニング/トレーニング/ピラティスのジムをオープン。
身体の動きの質の改善をコンセプトに体の痛み、不調からボディメイクまでお客様のニーズにあったコンディショニングを提供している。
家では3姉妹の父親として奮闘中。

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