アイデアの種を探しに。


11/7アクロス福岡でホリエモンこと堀江貴文氏の講演を拝聴してきました。

福岡に福岡市の主催で開催されたスタートアップセレクション福岡。

その特別ゲストとして来福されていました。

IT界の寵児と言われた堀江氏。

現在はITにとどまらず多方面に渡り多くのプロジェクトを手がけているそうで、どんなお話をされるのか期待していきましたが、

お話の第一印象を一言で言うと

「まとまってない」でした笑

なぜ、かつてプロ野球業界に興味を持ったかから始まり、中頃は中国と福岡との結婚マッチングビジネス、最後はパーソナルモビリティとしてのEVについて。

その内容を少しご紹介いたします。

ダイエーホークスからの気づき

プロ野球に興味をったきっかけはダイエーホークス(現ソフトバンクホークス)にあったそうです。

遡ること17年前、堀江氏が今回と同じように福岡で講演をした際のこと。

たまたまダイエーの関係者から「ホークス買ってくださいよ」と冗談半分にお話されたとか。

今のホークスの人気やその貢献度からは想像できませんが、当時ダイエーにとって球団はお荷物でした。
NPB自体が球団数縮小に向けて動いていた時ですね。

しかしダイエーホークス自体は当時から九州圏内からファンを呼び寄せる大人気球団。

そのことには出身は九州でしたが、東京に住んでいた堀江氏は福岡に来るまで知らなかったそうで、そこに違和感というか「何かある」と気づき分析したそうです。

当時のガラケーの普及による人の集まり方、余暇時間の使い方の変化、単に野球が好きだから観るというだけではなく総合的な空間や体験のプロデュースなどなど。
そこから地方でのプロ野球が十分ビジネスになると考え、ホークスなら無理でも近鉄なら買えると買収に乗り出したそうです。

今でこそ当たり前のように論じられるようになりましたが、当時それらに気づくのはやはり普段からセンサーを張り巡らしていたんでしょうね。そしてそれを実行に移す行動力とスピードは流石です。

多動力について

最近「多動力」という著書も出された堀江さんですが、ご本人のお話を拝聴して、実際現地に行って自分の肌感として感じることが大切なんだなと思いました。そしてセンサーに反応するよう普段から自分のセンサーを鍛えておくことも。

ただ、福岡はまだまだ地の利を活かせておらずそのコミュニティや人材層も薄いとの指摘もありました。

東京ではなくもっとアジアに目を向けるべきで、インバウンドを増やためには飲食店を中心に最低でもキャッシュレス化を進めるべきだと。

情報化社会とはいいますが地方への情報拡散には未だにタイムラグがあり、中央の情報は入りにくいなと感じています。

しかしそれは反対に地方の情報もまだまだ中央、メジャーには知れ渡っていないという事。イノベーションのタネは地方に!

僕のお店もまだまだそんなレベルではありませんが最低でもキャッシュレス化は進めて行こうと。そして近く上海にも行かねば!

ドレミングさんとセブン銀行さん

もう1つ面白かったのがオープンイノベーションでの成功事例としてドレミングさんとセブン銀行さんのクロストークです。

ドレミングさんは企業の社員への給与振込の即時サービスを手掛ける会社で、その支払い窓口としてセブン銀行さんと手を組んだとのことでした。

個人の働き方が多様化していく中でいろんな会社でちょこちょこ働く人は今以上に増えてくると思います。そんな時に振込が月末、なんて不便な思いをすることなく自分の欲しいタイミングで給与を講座から降ろすことができるなんて!

今まで銀行のみで行なっていた給与振込がもっと簡単に、身近に、それもタイムラグなく利用できる大変素晴らしいサービスだなと思いました。
AIの進歩でみずほや三菱UFJなど大手も軒並み人員削減を発表していますが、このように別の企業のアイデアでより銀行業務がオープンになると今までの銀行の仕事のあり方から根本的に見直す必要がありそうですね。

 

僕もお店のあり方、フィットネス、医療業界の常識、自分の中の基準を常に疑いながら日々の仕事をアップデートしていきたいと思います。

投稿者プロフィール

鈴木 豊人
鈴木 豊人REACT リアクト 代表
理学療法士/ピラティスインストラクター/シューフィッター
総合病院〜整形外科クリニックで理学療法士として10年間勤務後、独立。
2017年10月より福岡市東区にパーソナルコンディショニング/トレーニング/ピラティスのジムをオープン。
身体の動きの質の改善をコンセプトに体の痛み、不調からボディメイクまでお客様のニーズにあったコンディショニングを提供している。
家では3姉妹の父親として奮闘中。

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